ロシアのショイグ国防相は24日、ウクライナ侵攻に関し、民間人の犠牲を避けるため、ロシア軍は意図的に攻撃のペースを落としていると主張した。ウズベキスタンで開かれた上海協力機構(SCO)の国防相会議で語った。  ロシア軍は掌握を目指すウクライナ東部ドネツク州などでの進軍の遅れが指摘されている。ショイグ氏は、軍事作戦に際しては「人道法の規範を厳格に順守している」と述べ、高精度兵器でウクライナの軍事施設のみを狙っていると強弁。民間人の犠牲回避のために「あらゆることを行っている。もちろん攻撃のペースは落ちるが、意図的にやっている」と強調した。 【時事通信社】 〔写真説明〕ロシアのショイグ国防相=16日、モスクワ近郊(EPA時事)
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ロシアの進軍遅れ「意図的」=国防相、民間犠牲回避と強弁