【ワシントン時事】米国立公文書記録管理局(NARA)が1月にトランプ前大統領の邸宅「マールアラーゴ」から回収した公文書の中に、100件以上の機密文書が含まれていたことが分かった。これらの機密文書は計700ページを超える。NARAがトランプ氏の弁護士に宛てた5月10日付の書簡を23日に公開し、明るみに出た。  トランプ氏は2021年の大統領退任時、ホワイトハウスからNARAの管理が義務付けられる大統領関連文書を大量に私邸に持ち出している。  書簡によると、NARAは文書の返還をめぐって21年を通してトランプ氏側と協議。今年1月に計15箱分の公文書を回収して内容を精査した結果、最高度の機密を含む文書が含まれていた。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 機密文書700ページ超を回収=トランプ氏別邸から1月―米