【ワシントン時事】米航空宇宙局(NASA)は22日、「ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」が撮影した木星の画像を公開した。オーロラや巨大な嵐など、木星の姿がこれまでになく鮮明に浮かび上がった。  ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した複数の画像を合成した写真では、木星の北極と南極の上空にそれぞれオーロラが広がっている。また、巨大な嵐「大赤斑」も白っぽく見えている。これは、太陽光を反射しているためで、赤道付近と同様に高空でもやがかかっていることを示しているという。  カリフォルニア大学バークレー校のイムケ・デ・パテル名誉教授は「正直に言って、ここまで素晴らしいとは思わなかった」と述べた。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 木星の姿、より鮮明に=ウェッブ望遠鏡、オーロラも―NASA