【カイロ時事】イラク司法当局は23日、声明を出し、司法機関の業務停止を発表した。司法部門を統括する最高司法評議会本部周辺にイスラム教シーア派指導者サドル師の支持者らが集結したことや、脅迫メッセージが届いたことが理由という。  これを受け、カディミ首相は、アラブ首長国連邦(UAE)などとの首脳会合のため訪れていたエジプトから緊急帰国。声明で、司法に対する妨害は「国を深刻な危険にさらす」と危機感を表明し、事態の沈静化を呼び掛けた。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 イラク司法が業務停止=サドル師支持者集結で