気象庁は23日、小笠原諸島・母島から南西に約120キロ離れた海底火山「海徳海山」について、火山活動が活発化している可能性があるとして、噴火警報を発表した。噴火に加え、軽石などの浮遊物に注意が必要。  気象庁によると、海上保安庁の航空機が同日、付近の海面が黄色っぽく変色しているのを確認した。海徳海山は活火山で、1986年にも海水の変色が確認されたほか、2001年には海底からの気泡が確認された。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 海徳海山で噴火警報=海面が変色―気象庁