【パリ時事】ウクライナ南部の黒海周辺で、ロシア軍によるとみられる攻撃が続いている。南東部ドニプロペトロウシク州のレズニチェンコ知事は22日、通信アプリを通じ、ロシア軍が軍事基地化しているザポロジエ原発の対岸にあるニコポリが攻撃を受け、複数の負傷者が出たと明らかにした。  21日には、ウクライナ産穀物輸出の拠点港を抱える南部オデッサにミサイルが撃ち込まれた。ウクライナ当局は、24日の旧ソ連からの独立記念日を前に、ロシア軍の攻撃激化を懸念している。  レズニチェンコ氏によれば、ニコポリでは幼稚園や商店などの建物が損傷。送電線も故障し、最大2000人が停電の被害に遭っているという。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 黒海周辺で攻撃続く=独立記念日前に激化懸念―ウクライナ