高知県佐川町は、県立佐川高校が創立100周年を迎えたことに合わせ、歴代の制服を再現した撮影会を行った。佐川高等女学校として開校した1922年当時のえび茶色に白線が入ったはかまなど4種類の制服を、現在在籍している生徒が着用し、当時の雰囲気に思いをはせた。  同校の制服は当初のはかまから、昭和初めにセーラー服へ移行。その後、ジャンパースカートを経て、56年にブレザーが導入された。再現に当たっては同校出身の美容師も協力。開校当時の社会の様子を知るため、撮影会では明治時代の警察官やモダンガールの衣装も用意された。  撮影には同校の地域マネジメント部が参加した。セーラー服を着用した山本里桜さん(17)は「中学校もセーラー服ではなかったのでうれしかった。貴重な経験だった」と話した。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 高校100周年で歴代制服再現=高知県佐川町〔地域〕