【ベルリン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は16日、ドイツに残る稼働中の3基の原発について、政府が年末に予定していた稼働停止の期限を延長する方針を固めたと報じた。ロシアとの対立を受けたエネルギー不足への懸念のためという。複数の政府筋の話として伝えた。  ただ、経済・気候保護省の報道官はこれを受けて声明を発表し、「報道は正確でなく、事実の根拠がない」と否定。延長の是非を決める電力の安定供給についての精査も、まだ進行中だとした。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 「ドイツが脱原発延期へ」=米紙報道、政府は否定