【北京時事】経営危機に陥っている中国不動産開発大手の中国恒大集団は4日、広州市で進めていたサッカースタジアム建設事業向けなどの土地使用権を市に返還すると発表した。これに伴い、約55億2000万元(約1090億円)が返金される。資金は巨額債務の返済に充てる方針だ。  香港証券取引所に提出された資料によると、返還するのは2020年4月に広州市から取得した使用権。恒大は大型サッカースタジアムなどを建設中で、使用権の返還により、建設費などが市から払い戻されるという。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 中国恒大、1090億円受け取り=土地使用権返還で払戻金