ロシア政府は、日本の商社が参加するロシア極東サハリン沖の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」に関し、新たな運営会社の設立を決定した。タス通信などが3日、報じた。参画する三井物産と三菱商事は新会社設立から1カ月以内に、従来の出資比率に応じた出資に同意するかを決める必要がある。  ロシア政府が2日付で政令を出した。新会社はサハリン州の州都ユジノサハリンスクに設立され、従来の運営会社サハリンエナジーの代表がトップを務める。ロシア国営天然ガス独占企業ガスプロムがこれまでと同様に約50%の出資を維持する。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 サハリン2、新会社設立決定=ロシアが政令