【イスタンブール時事】トルコの最大都市イスタンブールの沖合で3日、ウクライナ産穀物を積んだ貨物船の積み荷検査が行われた。トルコ国防省が発表した。検査はロシアとウクライナにトルコ、国連を加えた4者による7月22日の穀物輸出合意に基づく措置。ロシア軍のウクライナ侵攻が続く中、限定的ながら共同歩調が取られた形だ。  国防省はツイッターで「(4者の)共同検査チームが黒海上のボスポラス海峡入り口に停泊中のトウモロコシを積んだ貨物船で活動を開始した」と述べた。検査で問題がなければ、貨物船は同海峡から地中海に向けて出航し、目的地のレバノンに向かう。 【時事通信社】 〔写真説明〕3日、トルコのイスタンブール沖の海上で、検査を受けるウクライナ産穀物を積んだ貨物船(AFP時事)
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ウクライナ穀物船を検査=ロシア含む4者―トルコ沖