【ワシントン時事】台湾を訪れたペロシ米下院議長は2日、ワシントン・ポスト紙(電子版)に寄稿した。中国が台湾への軍事的、経済的圧力を強め、香港やチベット、新疆ウイグル自治区で人権弾圧を続けていると非難。「中国共産党が台湾、そして民主主義そのものを脅かすのを座視するわけにはいかない」と訴えた。  ペロシ氏はロシアによるウクライナ侵攻を引き合いに、「今回の訪問は世界が専制主義か民主主義かの選択を迫られる中で行われた」と指摘。「米国と同盟国が独裁者に決して屈しないと明確に示すことが極めて重要だ」と訪問の狙いを説明した。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 「民主主義への脅威、座視せず」=ペロシ氏、米紙に寄稿