国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は2日、ロシアの侵攻を受けた2月24日以降にウクライナから国外へ逃れた難民が、1000万人を超えたことを明らかにした。  UNHCRによると、今月1日時点の集計でウクライナからの越境者は約1017万人。脱出先では隣国ポーランドが約508万人と最多で、ハンガリーが約108万人などと続いている。  一方、2月28日以降にウクライナ国外から祖国へ戻った人は420万人に上る。UNHCRは「ウクライナ全土の情勢は極めて不安定かつ予測不能であり、帰国の動きは持続的とは限らない」と説明している。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ウクライナ難民1000万人超=ロシア侵攻後―国連