山口県阿武町が誤送金した4630万円が出金された事件で、電子計算機使用詐欺罪で起訴された田口翔被告(24)が1日、保釈された。保釈保証金は250万円。代理人弁護士を通じ、事件について謝罪した上で「仕事をして借りたお金を少しずつ返済していく」とのコメントを出した。  正午すぎ、勾留されていた県警山口南署の玄関にスーツ姿で現れた田口被告は報道陣に一礼。問いかけには答えず、弁護士と車に乗り込んだ。  同被告は3度の逮捕と追送検で誤送金された全額分について立件された。代理人弁護士によると、カジノは「もうしない」と話している。町への返済のため約340万円を人気ユーチューバーから借りており、今後ユーチューバーの関連会社で働く予定という。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 誤送金、被告を保釈=弁護士通じ謝罪―山口