【ワシントン時事】イエレン米財務長官は28日、4~6月期の国内総生産(GDP)が2四半期連続で前期から縮小したことに関し、根強いインフレ圧力を和らげるには「成長の減速が必要」と明言した。記録的な物価高に見舞われる中、ある程度の景気鈍化を容認した形だ。  2期連続のマイナス成長は「テクニカル・リセッション(技術的な景気後退)」とされる。イエレン氏は記者会見で「雇用創出は続いている」と指摘。経済の回復力に自信を見せた上で、景気後退入りには否定的な見解を示した。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 米経済「減速必要」=インフレ緩和で―財務長官