【ワシントン時事】ブリンケン米国務長官は23日、ウクライナ南部のオデッサ港をミサイル攻撃したとして、ロシアを強く非難する声明を発表した。ロシアはウクライナやトルコ、国連と前日に穀物輸出再開の合意に調印したばかりで、ブリンケン氏はロシアの姿勢に「深刻な疑念を生じさせるものだ」と強調。合意の完全履行を迫った。  声明では、港への攻撃により、ロシアが合意に違反したと指摘。黒海封鎖などを続けて世界への食料供給を途絶えさせ、食料危機を深めているなどとしてロシアの責任を追及している。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ロシアのミサイル攻撃非難=合意履行に「深刻な疑念」―米国務長官