【エルサレム時事】バイデン米大統領は15日、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ベツレヘムで、アッバス自治政府議長と会談した。米国は経済支援を拡大する方針だが、イスラエルとパレスチナの「2国家共存」による和平をめぐり具体的な進展はなかったもようだ。  バイデン氏は会談後の記者会見で、2014年以降中断されているイスラエルとパレスチナの和平交渉について、現状では難しいものの「努力を諦めない」と述べた。アッバス氏は東エルサレムを首都とするパレスチナ国家樹立の必要性を繰り返し訴え、イスラエルに西岸などでの占領終結を要求した。 【時事通信社】 〔写真説明〕15日、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ベツレヘムで、バイデン米大統領(左)を歓迎するアッバス自治政府議長(AFP時事)
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 経済支援も和平進展なし=米大統領、パレスチナ議長と会談