勤務する大学の女子学生にわいせつな行為をしたとして、警視庁麹町署は7日、準強制わいせつの疑いで、大妻女子大元教授桶田敦容疑者(64)=東京都千代田区一番町=を逮捕した。「睡眠導入剤入りの酒を飲ませ、ベッドで休んでいる時に体を触った」と容疑を認めているという。  逮捕容疑は6月26日夜、同大に通う20代の学生に自宅で睡眠導入剤入りの酒を飲ませて抵抗できない状態にし、わいせつな行為をした疑い。  同署によると、桶田容疑者が食事中に提供した酒の中に睡眠導入剤が入っていたとみられる。29日に学生が同署に被害届を提出し発覚したという。  同大やTBSによると、桶田容疑者はTBS報道局解説委員を歴任後、同大文学部コミュニケーション文化学科の教授を務めていた。同大は、7月1日付で懲戒解雇処分とした。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 大妻女子大元教授を逮捕=学生に睡眠剤、わいせつ行為か―警視庁