【ワシントン時事】バイデン米大統領は6日、ロシアで拘束されている米女子プロバスケットボールリーグ(WNBA)のブリトニー・グライナー選手の妻シェレルさんに電話し、「帰国のためのあらゆる手段を追求する」と約束した。グライナー選手は同性愛者であることを公表している。 ハリス副大統領も同席した。シェレルさんは米メディアに対し、バイデン政権の対応が不十分だと批判していた。ホワイトハウスによると、バイデン氏はグライナー選手宛てに手紙を送るという。同選手は2月にロシア入国後、麻薬密輸の疑いで拘束、訴追され、米側が不当だとして解放を求めている。 【時事通信社】 〔写真説明〕ロシアで拘束されている米女子プロバスケットボールリーグ(WNBA)のブリトニー・グライナー選手=1日、モスクワ郊外(EPA時事)