【マドリード時事】バイデン米大統領は30日、マドリードで開かれた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議後の記者会見で、ロシアのウクライナ侵攻を受け、NATOはより結束したと語った。ウクライナへの支援については「必要な限り」続けると強調。近く8億ドル(約1100億円)の追加軍事支援を行うと語った。 覇権主義的な動きを強める中国に関しては、ルールに基づく国際秩序に「構造的な挑戦」を突き付けていると指摘した。 また、スウェーデンとフィンランドのNATO加盟支持を表明したトルコには、F16戦闘機を売却すべきだと語った。 【時事通信社】 〔写真説明〕30日、マドリードで記者会見するバイデン米大統領(EPA時事)