【北京時事】中国外務省の趙立堅副報道局長は30日の記者会見で、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議が新たな「戦略概念」で中国に初めて言及したことに関し、「冷戦思考とイデオロギーの偏見に満ちており、断固反対だ」と反発した。趙氏は、自国を「世界平和の建設者」と主張し、「中国の脅威を誇張しても全く無駄だ。NATOは直ちに中国へのいわれのない非難と挑発的な言論をやめ、時代遅れの理念を放棄しなければならない」と訴えた。 【時事通信社】 〔写真説明〕中国外務省の趙立堅副報道局長=1月20日、北京
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 中国、NATO新戦略に反発