【北京時事】香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(電子版)は23日、中国が建造中の4隻目空母の動力について、原子力ではなく従来型となるもようだと報じた。原子力空母が実現すれば中国初となる予定だった。  同紙は、中国では空母向けの原子炉技術が十分に進んでいないとする専門家の見方を紹介。その上で関係者の話として「最終決定はまだだが、海軍指導部は従来型動力を支持している」と伝えた。米海軍の11隻はいずれも原子力空母。  中国では17日、3隻目の空母「福建」が進水した。同紙によれば、4隻目は福建の試験航海の結果を待ち、上海の同じ造船所で建造作業に入り、2025~27年にも進水する見込み。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 中国4隻目空母、動力は従来型か=香港紙報道