北海道電力泊原発(北海道泊村、運転停止中)は安全性に問題があるとして、道内の住民ら約1200人が廃炉や運転差し止めなどを求めた訴訟で、原告のうち571人が14日、廃炉などを認めなかった札幌地裁判決を不服として札幌高裁に控訴した。北海道電は2日に控訴している。   地裁は5月31日、泊原発は津波に対する安全性の基準を満たしておらず、原発から半径30キロ圏内に居住する原告44人の人格権を侵害する恐れがあるなどとして、運転差し止めを命じた。一方、廃炉については「必要と認められない」と退けていた。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 泊原発訴訟、原告側も控訴