【パリ時事】経済協力開発機構(OECD)は8日、2022年の経済見通しを発表し、加盟38カ国のインフレ率を8.5%と予測した。昨年12月時点の予測の4.2%から約2倍に引き上げた。ロシアのウクライナ侵攻による食料・エネルギー価格の高騰で世界的にインフレが過熱、低所得層の家計に打撃となっており、OECDは「最も貧しい人々を支援する必要がある」(首席エコノミストのローレンス・ボーン氏)と各国政府に呼び掛けた。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 今年のインフレ8.5%=ウクライナ侵攻で倍に―OECD予測