三重県鈴鹿市が、ホンダの鈴鹿製作所で生産された小型バイク「スーパーカブ」の第1号機を市役所ロビーで展示している。市制80周年と鈴鹿サーキット開場60周年に合わせた特別企画で、市の発展を支えてきた自動車産業の原点を紹介する。展示は9月30日まで。  展示したスーパーカブは1960年に鈴鹿製作所で生産された第1号機で、ホンダ創業者の本田宗一郎氏が当時の鈴鹿市長に寄贈。最近は「モビリティリゾートもてぎ」(栃木県茂木町)に所蔵されていたが、特別企画のため鈴鹿市に「里帰り」した。  展示期間中の日曜日の午前には、「鈴鹿モータースポーツ友の会」のスタッフが展示車両の解説を行っている。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 スーパーカブが里帰り=三重県鈴鹿市〔地域〕