埼玉県八潮市は、市内の菓子メーカーや地元の学生らと連携し、トマトを使ったデザートワッフルを開発した。市制50周年記念で企画したもので、30日まで県内のスーパーで販売する。  包括連携協定を結ぶ日本薬科大が市に提案したことがきっかけ。埼玉県立大や県立八潮高校、市内に本社がある洋菓子メーカー「モンテール」とも連携して商品開発を始めた。高校生らが「八潮市らしさ」をテーマに商品アイデアを考案。大学生らが栄養素や味などについて意見を出し、製造はモンテールが担った。  市特産品のトマトに着目してワッフル生地に練り込み、さわやかな味わいのチーズクリームを包んだ。パッケージには、市のキャラクター「ハッピーこまちゃん」をデザインし、市のPRも狙う。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 産官学でトマトワッフル開発=埼玉県八潮市〔地域〕