万博に向け観光船の社会実験＝大阪・神戸〔地域〕

　２０２５年大阪・関西万博に向け、大阪市や神戸市で観光船を運航する３社が、万博会場の人工島「夢洲（ゆめしま）」や大阪港、神戸港を結ぶ航路を開発するための社会実験を行った。 　実験では、普段は大阪港を周遊する観光船サンタマリア号が、海遊館西はとば（大阪市港区）を出発。夢洲や神戸空港の近くを航行し、神戸港に入港した。 　大阪水上バスの奥村茂之社長は「航路からの景色に加え、食事や船内イベントなどで楽しんでほしい」と話した。神戸ベイクルーズの黒田伸一業務部長は「ゆったりと日常から離れるコースを、大阪神戸間につくりたい」と語った。　（了）【時事通信社】