【イスタンブール時事】トルコのエルドアン大統領は26日、国家安全保障会議を招集し、シリアとイラクに隣接する南部国境地帯での軍事作戦について協議した。同会議は終了後の声明で「現在と将来の作戦はトルコの安全保障にとって不可欠だ」と強調。シリア北部などで、トルコがテロ組織と見なすクルド人勢力への新たな作戦に踏み切る可能性を改めて示唆した形だ。  声明は作戦について「トルコ南部の国境地帯でテロの脅威を取り除くためのもので、近隣諸国の領土の一体性や主権を標的にしたものではない」と説明。関係諸国に対し、テロ対策で「同様の責任」を果たすよう求めた。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 国境地帯の作戦「不可欠」=トルコが安保会議