最高裁は23日までに、新型コロナウイルスの感染拡大で全体の50%に制限していた傍聴席の使用について、制限撤廃を検討するよう全国の地、高裁などに通知した。感染状況などを踏まえ、順次撤廃される見通し。   通知では、傍聴人は発言しないことが想定され、「マスク着用を前提とすれば感染リスクは低い」と指摘。「感染状況やワクチンの接種状況などを踏まえれば、現時点で全席利用できるようにすることが考えられる」とした。  仙台家裁と地裁、高裁は同日、27日から全席を利用すると発表した。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 裁判所傍聴席の制限撤廃へ=コロナ感染状況踏まえ