ロシアのショイグ国防相は20日、フィンランドとスウェーデンによる北大西洋条約機構(NATO)加盟申請への対抗措置として、フィンランドなどに近いロシア西部方面で部隊を増強する方針を明らかにした。年末までに西部軍管区で12の部隊を編成する。  2000以上の新型兵器・装備の配備も計画しているという。ショイグ氏は「米国とNATOはわが国との国境付近で作戦や戦闘訓練を強化している」と批判。北欧2カ国のNATO加盟申請に言及した上で「西部軍管区の担当地域では緊張が続いている」と主張した。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ロシア、西部で12部隊増強へ=北欧2国NATO加盟申請に対抗