【パリ時事】フランス学士院は、イタリアの文化人の名前を冠した「チノ・デルドゥカ世界文学賞」の今年の受賞者に、作家の村上春樹さんを選出した。同賞は「現代のヒューマニズムのメッセージ」を表現する仏内外の作家に授与される。賞金は20万ユーロ(約2700万円)で、ノーベル文学賞に次いで高額とされる。  発表は13日付。チノ・デルドゥカ世界文学賞は、デルドゥカ氏の妻が1969年に創設した。過去にはペルー出身の作家マリオ・バルガス・リョサ氏や、仏作家パトリック・モディアノ氏らが受賞。2人は後にノーベル文学賞も受賞した。 【時事通信社】
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記事名:「 村上春樹さんに仏文学賞=「現代のヒューマニズム」表現