旧ソ連構成国ジョージア(グルジア)北部の親ロシア派支配地域、南オセチアのビビロフ「大統領」は13日、ロシアへの編入を問う住民投票を7月17日に実施することを決めた。名ばかりの住民投票を経て、ロシアが南オセチアの併合に踏み切れば、ウクライナ侵攻で続くロシアへの非難がさらに強まるのは必至だ。ジョージアとの間で軍事的緊張が高まる恐れもある。  ビビロフ氏は通信アプリへの投稿で「重要な一歩を踏み出した」と主張。ビビロフ氏は今月8日の「大統領選」の決選投票で、編入に慎重とされる治安機関出身のアラン・ガグロエフ氏に敗北しているにもかかわらず、住民投票の実施を発表した。プーチン政権の意向が働いている可能性がある。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ロシア編入、7月17日に住民投票=親ロ派の南オセチア―ジョージア