【パリ時事】国連人権理事会は12日、特別会合を開き、ロシアの侵攻が続くウクライナでの人権侵害について、調査を開始する決議を賛成多数で採択した。47理事国のうち中国とエリトリアが反対し、インドやキューバなど12カ国が棄権した。  特別会合はウクライナの要望で開催された。ウクライナの代表は採決に先立ち「何千人もの罪のない市民が命を落とし、インフラの破壊で数十万人が電気や水へのアクセスを遮断されている」と指摘。オンラインで参加したウクライナのジェパル外務次官も「拷問や性暴力など、ロシアの犯罪リストは枚挙にいとまがない」と非難した。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ウクライナの人権侵害調査へ=国連人権理、中国は反対