【ロンドン時事】英王室は9日、エリザベス女王が10日の英議会開会式を欠席すると発表した。開会式では、ジョンソン政権の施政方針演説の内容を女王が読み上げるはずだった。  欠席の理由は「移動が困難」なためだが、玉座に座った女王が施政方針演説を代読する伝統は「女王演説」と呼ばれ、英国の立憲君主制を象徴する行為。欠席は極めて異例だ。今年在位70年を迎えた女王は最近、体調を理由に公務を取りやめることが多い。健康状態への懸念が再燃している。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 議会開会式、女王欠席=異例、健康不安広がる―英