ロシアは9日、旧ソ連による対ドイツ戦勝記念日を迎えた。午後にはモスクワの「赤の広場」で軍事パレードが行われ、プーチン大統領が観閲して演説する。プーチン氏がこの中で、ロシアのウクライナ侵攻をめぐりどのような「成果」を誇示するかが焦点だ。  ロシアは2月24日に開始したウクライナ侵攻で首都キーウ(キエフ)攻略に失敗した後、東部ドンバス地方と南部一帯の制圧を狙っている。苦戦が続く中、プーチン氏が演説で、東部ドネツク、ルガンスク2州を含む実効支配地域の「併合」に言及する可能性があるとの見方が出ている。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 戦勝記念日、ロ大統領が演説へ=ウクライナ侵攻「成果」焦点