【上海時事】3日の香港株式市場で、中国電子商取引最大手、アリババ集団創業者の馬雲(ジャック・マー)氏が、国家分裂を扇動した容疑で当局の調査を受けているとのうわさが広がり、同社株は一時9%超急落した。ただ、人違いが判明した後は急速に値を戻した。  きっかけは中国中央テレビの報道。3日朝、アリババの地元である浙江省杭州市当局が「海外の反中勢力と結託し、国家分裂を扇動した」として、「馬某」の「本格調査に乗り出した」ことが伝わり、投資家の動揺を招いた。 【時事通信社】 〔写真説明〕中国電子商取引最大手・アリババ集団創業者の馬雲(ジャック・マー)氏=2019年5月、フランス・パリ(AFP時事)
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 アリババ創業者、国家分裂扇動?=株価急落、後に人違い判明―中国