【ワシントン時事】米国のカーペンター駐欧州安保協力機構(OSCE)大使は2日、国務省で記者会見し、ウクライナ東部のドネツク、ルガンスク2州の親ロシア派武装勢力の支配地域について、ロシアが「併合を画策している」と明らかにした。5月中旬にもロシア編入の是非を問う住民投票を強行する計画という。  カーペンター氏はまた、ロシア軍が占領下に置くウクライナ南部ヘルソン州でも同様の住民投票を行い、併合を検討していると指摘。ヘルソン州では5月に入り、占領地の「ロシア化」政策の一環とされるロシア通貨ルーブルの流通が開始されたとみられている。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ロシア、支配地域の「併合画策」=今月半ばに住民投票か―米高官