保険会社から受け取った損害保険金を申告せず、法人税など約8200万円を脱税したとして、名古屋国税局は26日、法人税法違反などの疑いで、不動産賃貸会社「W・H・Q」(三重県伊勢市)と同社の西口秀嗣社長(84)=同市=を津地検に告発したと発表した。告発は15日付。  国税局によると、同社は多額の損害保険金を受け取りながら申告から除外。2017年3月期に約3億3900万円の所得を隠し、法人税など約8200万円を脱税した疑いが持たれている。   隠した金は、西口社長や関係会社名義の投資信託の購入などに充てたという。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 不動産賃貸会社を告発=8200万円脱税容疑―名古屋国税局