【ブリュッセル時事】オランダ政府は22日、年内にロシア産の天然ガスと原油の輸入を停止し、化石燃料のロシア依存から脱却する方針を表明した。省エネや、他国からの液化天然ガス(LNG)輸入拡大などによって実現を目指す。  オランダは国内の天然ガス消費量の約15%をロシアから輸入している。燃料の安定確保のため、国内のガス貯蔵率も拡大。企業に貯蔵を促すため、高騰している現在のガス価格と来冬の価格の差額が生じた場合、政府が補填(ほてん)する措置も打ち出した。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 オランダ、年内にガス・原油輸入停止=脱ロシア依存へ方針