【ロンドン時事】フィンランドのマリン首相は13日、訪問先のスウェーデンの首都ストックホルムで記者会見し、北大西洋条約機構(NATO)への加盟を申請するかどうかを数週間以内に決めると明らかにした。ロシアと国境を接するフィンランドはこれまで軍事的中立を維持してきた経緯がある。  英紙タイムズは、ロシアによるウクライナ侵攻を踏まえ、フィンランドとスウェーデンの北欧2カ国が今夏にもNATOに加盟する見通しだと報じていた。フィンランドの加盟は、欧州の安全保障体制の大きな転換となる。NATO拡大を警戒するロシアの反発は必至だ。 【時事通信社】 〔写真説明〕13日、ストックホルムで、フィンランドのマリン首相(右)を出迎えるスウェーデンのアンデション首相(EPA時事)
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 NATO加盟申請、数週間で結論=フィンランド、中立転換か