兵庫県警は9日、甲子園署の地域第三課長の男性警部(44)が交番を巡回中、実弾を入れた袋を一時紛失したと発表した。袋は通行人の男性が拾い、実弾は全て回収された。  同署によると、警部は7日午前、署で拳銃と実弾が入った袋を受け取り、同日午後、西宮市の交番の巡回に出掛けた。8日午前、勤務を終えて拳銃を返納しようとした際、袋を紛失したことに気付いた。  防犯カメラの画像から、警部が交番前の路上で袋を落とし、まもなく近所の80代男性が拾ったことが判明。署員が男性宅を訪れ、自転車のかごに袋があるのを見つけて回収したという。  手塚真司副署長の話 拳銃の厳正な取り扱いについて指導を徹底する。(了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 警察官が実弾入り袋を一時紛失=路上で通行人が拾う―兵庫県警