【ベルリン時事】ドイツ誌シュピーゲル(電子版)は7日、連邦情報局(BND)が、ロシア兵らがウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊ブチャでの市民殺害について無線通信で会話していたのを傍受したと報じた。同誌は、ロシア側の「虐殺はでっち上げ」との主張を無効にする証拠だとしている。  同誌によると、会話は、自転車に乗った人を撃ったなど、出回っている遺体の写真と合致する内容だった。別の会話では、ウクライナ兵を尋問した後に銃殺したことなどが語られていた。さらに、シリア内戦などでも活動したとされる、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の傭兵(ようへい)が、殺害に関与していたことも示唆されているという。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 独情報機関、ロシア軍の会話傍受か=ブチャ市民殺害で傭兵関与も