【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表(外相)は4日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊でロシア軍に殺害されたとみられる民間人の遺体が多く見つかったことを受け、非難声明を出した。併せて「EUはロシアに対するさらなる制裁の作業を緊急で進める」と表明した。  声明は、民間人殺害を「虐殺」と見なし、「可能な限り強い言葉で非難する」と強調。「戦争犯罪の犯人は責任を問われる」と指摘し、戦争犯罪や人道に対する罪を追及する国際刑事裁判所(ICC)検察官らの取り組みを全面的に支援する姿勢を示した。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ロシア追加制裁を緊急議論=民間人の殺害非難―EU声明