【バンコク時事】東南アジア諸国連合(ASEAN)特使としてミャンマーを訪れたカンボジアのプラク・ソコン副首相兼外相は23日、3日間の日程を終えて帰国した。クーデターで権力を握った国軍関係者と会談したが、国軍に拘束されているアウンサンスーチー氏ら民主派の要人とは面会せず、大きな成果は挙げられなかった。  スーチー氏は汚職防止法違反などで訴追され、公判が進められている。プラク・ソコン氏は帰国後の記者会見で、国軍のミンアウンフライン総司令官から公判中はスーチー氏と面会できないと説明されたと述べた。一方で、総司令官は「いずれは検討する」と語り、将来の面会実現に含みを残したという。 【時事通信社】 〔写真説明〕23日、プノンペンで記者会見するカンボジアのプラク・ソコン外相(カンボジア外務省提供・時事)
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ASEAN特使、民主派と面会せず=ミャンマー訪問成果乏しく