【台北時事】台湾政府は23日、東京電力福島第1原発から出る放射性物質トリチウムを含む処理水の海洋放出計画について、放出作業の詳細を検証する調査団を日本へ派遣した。専門家ら8人で構成され、27日までの日程で同原発などを視察する。  台湾は、日本政府の放出方針決定に対し、中国や韓国のような激しい非難は避けているものの、「反対を繰り返し伝えており、遺憾だ」(原子力委員会)との立場だ。原子力委は調査団の派遣に際し「日本の廃水処理の動向を注視し、公衆の健康と安全を確保する」と強調した。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 台湾、日本に調査団派遣=福島第1原発の処理水放出