【ニューデリー時事】日米と4カ国連携枠組み「クアッド」で協調するインドのモディ首相とオーストラリアのモリソン首相が21日、オンライン形式で会談した。インド外務省によると両首脳は、ウクライナでの紛争と人道危機に関し「深刻な懸念」を共有した。  一方、両政府の声明によると、モリソン氏が会談冒頭に「ロシアの違法な侵略」を批判し、「悲劇的な人命の損失」について「ロシアに責任を負わせる重要性」を指摘。これに対し、モディ氏はウクライナ問題に直接触れなかった。モディ氏は19日の岸田文雄首相との会談後の記者発表でも、インドと伝統的に関係の深いロシアへの言及を避けている。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ウクライナ紛争「深刻な懸念」=豪印首脳がオンライン会談