旧優生保護法に基づき不妊手術を強制されたとして、東京都内の男性（７８）が国に３０００万円の損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決が１１日、東京高裁であり、平田豊裁判長は請求を棄却した一審東京地裁判決を変更し、１５００万円の支払いを命じた。 　強制不妊をめぐる訴訟で国の賠償責任を認める判断は２月の大阪高裁に続き２件目で、被害者救済制度の見直しを求める声が高まりそうだ。　（了）【時事通信社】
情報提供元： 時事通信社
記事名：「 強制不妊、国に賠償命令＝大阪に続き２件目―東京高裁 」