【ワシントン時事】世界の大手金融機関が加盟する国際金融協会(IIF)は10日発表したリポートで、2022年のロシアの経済成長率がマイナス15%に落ち込むとの見通しを示した。ウクライナへの侵攻に対する米欧日の厳しい経済・金融制裁で「極めて深刻な景気後退」に陥ると予測した。  IIFは、制裁でロシアの金融環境が「劇的に厳しくなった」と分析。通貨ルーブルや株価が急落する一方、著しい金利上昇に見舞われており、経済が一段と悪化するリスクに警鐘を鳴らした。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 ロシア成長、22年はマイナス15%=制裁で「深刻な景気後退」―国際金融協会