沖縄県竹富町が発注した海底送水管工事をめぐる談合事件で、那覇地検は6日、前町長の西大舛高旬容疑者(74)=4日付で町長を辞職=を官製談合防止法違反などの罪で起訴した。  また、プラント大手「JFEエンジニアリング」(東京都千代田区)の社員3人と、沖縄県内の下請け業者2人の計5人を公契約関係競売入札妨害の罪で起訴した。いずれも認否は明らかにしていない。  起訴状によると、西大舛容疑者は業者側と共謀して2020年5月、石垣島と竹富島を結ぶ海底送水管更新工事の指名競争入札で、最低制限価格が記載された書面を石垣市内の飲食店で業者側に交付したとされる。 (了)【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 前竹富町長ら起訴=送水管工事で官製談合―那覇地検