【北京時事】中国外務省の汪文斌副報道局長は4日、ロシア軍によるウクライナの原発に対する攻撃をめぐり、「ウクライナの核施設の安全保護の情勢を深刻に懸念している」と表明した。その上で、ロシアへの直接の批判は避けながら「関係各国は冷静さと自制を保ち、核施設の安全を確保するよう呼び掛ける」と強調した。  一方、ウクライナメディアは、北東部ハリコフで3日、ロシア軍の攻撃で中国人留学生4人が死亡したと伝えている。汪氏は「非常に重く見ており、状況を確認中だ。(ロシアとウクライナの)両国はあらゆる必要な措置を取り、中国国民の撤退に安全上の保証や便宜を提供するよう望む」と訴えた。 【時事通信社】
情報提供元: 時事通信社
記事名:「 中国、原発攻撃に「懸念」=留学生死亡情報を確認中―ウクライナ